虫歯・歯周病(口臭)
虫歯について
「甘いものを食べると虫歯になりやすい」と思っている方は多いかもしれませんが、本当の虫歯の原因をはっきり知っている方は、案外少ないのではないでしょうか。
確かに糖分は虫歯をつくる原因となりますが、それだけでは虫歯はできません。
虫歯菌・糖分・時間の3つの条件が揃うと、糖分を餌とした虫歯菌が酸を作り出し、歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、虫歯菌の感染が始まります。
虫歯で歯に穴があいてしまった場合、自然治癒はしないので、虫歯菌に感染した部分は削って補修しなければなりません。
当院では、歯を削る範囲を最小限に抑え、出来るだけ歯を抜かずに残す方針で治療を行っております。
歯周病とは
あなたが気になる口臭は、もしかしたら歯周病が原因かもしれません。
歯周病は、歯を支える歯周組織が、歯周病菌により破壊される病気で、初期には自覚症状がほとんどなく、気付かない内に進行していく生活習慣病です。
歯周病が及ぼす影響
– 本当は怖いお口の病気 –
- 糖尿病
- 脳血管疾患・動脈硬化
- 心臓疾患
- 呼吸器疾患(肺炎)
- 早産・低体重児出産
糖尿病の人は、糖尿病ではない人に比べて、歯周病になる可能性が高いことや、歯周病の治療によって歯茎の炎症が改善すると血糖を下げるホルモンであるインスリンが働きやすい状態になり、血糖値が改善する可能性があります。
歯周病菌が原因で血栓症を引き起こすことがあり、動脈硬化や脳卒中のリスクを高めます。
・歯周病菌が原因の細菌性心内膜炎。
・歯周病菌が原因で血栓症を引き起こすことがあり、狭心症や心筋梗塞のリスクを高めます。
誤嚥性肺炎は、多くの口腔内細菌が関与。特に歯周病菌の毒素が原因で、免疫細胞の機能を低下させると考えられています。
歯周病による慢性炎症により、炎症制物質やプロスタグランジンなどの産生が増大し、早期に顎管熟化や子宮収縮が引き起こされるリスクが高まります。
歯周病予防が全身疾患のリスクを軽減します。
歯周病の自覚症状
歯周病かどうかのチェックポイントは次の通りです。
1つでも当てはまる場合、歯周病の可能性があります。
- 起床時、口の中がネバネバする。
- 歯磨きの時、出血する。
- 口臭がある。
- 噛んでいて歯が浮く感じがする。
- 歯が動いてくる。
- 歯が長くなる。(歯ぐきが下がる。)
- 歯肉が赤くテカテカしている。
当院では歯周病治療を行なっています
★土曜午前は9:30〜14:00
※休診日:木曜日・土曜午後・日曜日・祝祭日
保険外治療は、各種クレジットカードがご利用頂けます。